世界の果てまでも持ち運ばれるiPodにまず必要なのは,動画よりもネットワークかもしれない。
iPodラウンジというサイトは,世界中のさまざまな場所で撮影したiPodの写真を展示している。写真は,世界中の60近い国々から送られてきた。他のデバイスを使い,このサイトを真似たサイトも登場している。
楽しい(^^ゞ。もちろん他のどの携帯型MP3プレーヤーでも同じことはできるんだけど,iPodしか持っていない存在感が写真を際立たせている。「知らなかったのかい? 世界はiPodのためにあったんだよ」というセリフを考えつく,楽しさ。
MPEG4動画をみることができるiPod 2の話は昨年末ぐらいからあったが(過去記事),それはそのうちあるものとして,本当に必要なものは他にある。当然,ネットワークだ。近い将来,音楽はローカルにあるものではなく,ネットワーク上にあるものになる(動画もファイルもソフトもだけど)。ネットラジオという存在が「常」になる。近々リリースされるランデブーによる遠隔ファイル演奏が可能になるiTunes 4からも,iPodのネットワーク化は必然だ。iPodが,世界のどこにいてもネットラジオを流し続ける様子は,動画よりも私には魅力的。「世界はiPodのために」。iPod with AirPort,with Bluetooth,with Rendezvousが,そこに必要だ。
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